HAUN 蔵前が2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。

santasがプロジェクトマネジメント(PM)とPMOとして参画したコリビング賃貸「HAUN 蔵前」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。

■ 110戸で共有する共用部を、どう居心地よくするか

HAUN 蔵前は、全110戸のHAUNシリーズ3棟目です。100人を超える住まい手が同じ共用部を使うとき、大きなラウンジをひとつ用意するだけでは、誰にとっても居心地のよい場所にはなりません。

そこで共用部では、植栽と家具の配置、視線の操作によって、人との程よい距離感をつくっています。その日の気分や目的に合わせて、住まい手が自分の居場所を選べる構成です。

サインやクッションは、地域の革職人との協働で制作しました。ものづくりの街・蔵前の文脈を、日常的に手に触れるものに取り込んでいます。

■ santasの役割

複数の拠点を展開する住まいのブランドでは、一棟ごとに土地もチームも変わります。santasはPMOとして、シリーズ全体で守る価値基準を整え、拠点が変わっても判断の軸がぶれない仕組みをつくりました。PMとしては、建築家・デザイナー・施工者のチームを組み、事業主・運営者との協働をリードしています。

設計と施工は、パートナーが担います。HAUN 蔵前の共用部デザインは、mok architectsと&K architectsが手がけました。

■ 審査委員の評価

担当審査委員:五十嵐 久枝/大野 力/窪田 茂/松澤 剛/Mårten Claesson/Shu-chang Kung

一人暮らしにシェアハウスを選択する人が増えてきている。その理由は、コストダウンだけではない。生活の質を大切に考え選んでいる。シェアハウスにも様々な特色が見られるようになったこともその要因である。身支度に必要な水回りは個室内に備え、一連の身支度が個室内で完結する。シェアキッチンは広さを選べることや、ライブラリーやガーデンは直接的な生活機能とは少し離れた、人が自由に過ごしたり、気持ちを切り替えたりする余白の空間となり、シェアする他者との関係とプライベートとのバランスを図っている。2階の中庭ガーデンには、上階へと続く吹き抜けから自然光が降り注ぎ、室内に明るく開放的な雰囲気をもたらし、エントランスの印象もデザインされ、「少し上質な日常」をシェアする価値を見せている。

(2026年度グッドデザイン賞 審査委員による評価コメントより)

■ 受賞展での展示

受賞作は、2026年10月31日〜11月4日に東京ミッドタウンで開催される「G展・2026年度グッドデザイン賞受賞展」で展示されます。

HAUNシリーズでは、2024年度のHAUN 田端に続くグッドデザイン賞です。プロジェクトに関わったすべての皆様に、心より御礼申し上げます。

■ プロジェクト概要

名称|HAUN 蔵前
所在地|東京都墨田区
用途|コリビング賃貸住宅
規模|全110戸
入居開始|2025年9月
santasの役割|PM・PMO

■ Credits

事業主|東急不動産株式会社
運営|HAUN株式会社
建築設計|株式会社NEOデザイン
共用部デザイン|mok architects、&K architects
施工|株式会社早野組
PM・PMO|santas株式会社

■ グッドデザイン賞について

グッドデザイン賞とは、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

2026年度は、5,111件の審査対象の中から1,484件が受賞しました。

主催:公益財団法人日本デザイン振興会

■ 関連リンク

グッドデザイン賞 受賞ページ|https://www.g-mark.org/gallery/winners/33894
プロジェクト詳細|https://santas-inc.jp/projects-haun-kuramae

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HAUN 尾久が2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。